噴水のしぶきを鳩と分かちけり

岡山駅東口に桃太郎の銅像と噴水がある。先月の句会は暑い日で、銅像の台座にも、噴水のベンチ脇にも鳩がグッタリとして寝そべっていた。ベンチに座っていると、時たま風向きで噴水の飛沫が飛んできて、わずかばかりの涼風となった。桃太郎は暑さなど何処吹く風で、元気に手をかざしたままだった。<桃太郎犬猿雉と鳩も連れ 牛二>こんな句も出来たが、雉は春の季語だったなあ、、、。(2013年夏詠)

「噴水のしぶきを鳩と分かちけり」への2件のフィードバック

  1. 季語、俳句の要らしいが分からない。全くわからない。
    トマトやキュウリなど旬が有るものはその季節の季語になるのだろうけれど、雉は年中居るし犬猿鳩は季語にはならないの?
    その辺りの約束事が全く分かりません。
    教えて下さい。よろしく。
    噴水の飛沫が風に乗って飛んでくると涼しくて気持ちいいですね。
    最近は霧の様な細かい水を使って身体を冷やす、ミストシャワーなんてうものも出ています。
    そろそろ梅雨明け、暑い夏がやって来そうです。

    1. ごめんなさい。
      桃太郎の句はお遊びです。
      が、雉は立派な春の季語です。
      歳時記からの引用になりますが<春の繁殖期に雄が縄張り宣言のために「ケーンケーン」と鋭く鳴く。詩歌では古くからその声は春の妻を恋う声として歌われてきた。>この辺りから春の季語とされたようです。
      実際、私のように田舎に住んでいると、鶯の声と同じように、この声が聞こえてくると春を感じますが、都会暮らしの人にはわからないですね。
      今日も暑くなりそうですが、今日はプールがお休み、、、。

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