雨音の春雷までも連れて来し

「ああ、やっと雨の季節になった」と久しぶりの雨音を聴いていると、遠くでドロドロと音が混じる。春雷だ。とたんに雨音が激しくなる、春雷は一度っきり。虫出しと言うには優しすぎる音だった。(2012年春詠)

「雨音の春雷までも連れて来し」への2件のフィードバック

  1. 駄作の添削ありがとうございます。菜の花の黄色・桃の桃色・桜の淡い桃色を表現するには
    「五重塔桃色黄色の裾模様」として見ましたが、これでは季語が無いですか?「桃花菜花の」にすると二重の季語ですか?桜が抜けるし、難しいですね。
    句作をされる方は頭の体操になってボケが少ないのかな?

    1. どこかで笑われているような、苦肉の添削で申し訳ありません。
      「桃色黄色の裾模様」では季語になりません。「桃花菜花の」も季語とは言えないと思います。
      俳句は写真と同じです。五重塔と桜と桃と菜の花を入れて構図のしっかりした写真を撮ろうとすると、相当下がった位置でシャッターを切る必要がありますね。そういう意味で「五重塔桃色黄色の裾模様」は前の句より格段の進歩と言えます。後はピンボケをどうするかです。
      俳句は定年後の代表的な趣味の一つのようですね(笑)。写真もデジカメの普及で増えましたね。ジョギングは以前からありましたが、マラソンブームにまで発展したのは最近でしょうか。

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