津山市城東の町並保存地区の二つほど裏通りの山沿いに千光寺はある。樹齢百五十年という大きな枝垂桜があり、近年は度々テレビで放映されたりして、満開の頃には人足が耐えない。そんな桜も満開を過ぎると途端に人足は遠のき、しだいに木の下の石の狸が寂しそうに見えてくるが、そんな頃のほうが好きなのは私ぐらいのものだろうか、、、。(2013年春詠)
渡辺牛二の俳句ワールド
津山市城東の町並保存地区の二つほど裏通りの山沿いに千光寺はある。樹齢百五十年という大きな枝垂桜があり、近年は度々テレビで放映されたりして、満開の頃には人足が耐えない。そんな桜も満開を過ぎると途端に人足は遠のき、しだいに木の下の石の狸が寂しそうに見えてくるが、そんな頃のほうが好きなのは私ぐらいのものだろうか、、、。(2013年春詠)
天気予報などで桜の満開を知らせる時は実際には8分位の時だそうです。
本当の満開を知らせて、それを知った人が行ってみたら散っていたという事の無いようにとの配慮だそうです。
ということは、やはり満開を目当て・満開を好む人が多いという事でしょう。
花の下で飲んでいて散り落ちる花びらがお猪口に浮かぶなんてのも粋ですけどね。
はいはい、私も散る時のほうが好きです。
県北は二三日寒く花も縮こまっていましたが、今日あたりから散り始める頃でしょう。