裏の柿の木が芽吹き始めました。この木も家族と一緒に借家の庭から引っ越してきたものです。植えた位置が悪く、大きくなるに連れいつも同じ辺りに触れるようになりました。いつの間にかその部分の表面が滑らかになり、何とも触り心地が良いのです。そんな柿の木に触りながら枝を見上げていると、ふと命というものを感じるのです。(2012年春詠)
渡辺牛二の俳句ワールド
裏の柿の木が芽吹き始めました。この木も家族と一緒に借家の庭から引っ越してきたものです。植えた位置が悪く、大きくなるに連れいつも同じ辺りに触れるようになりました。いつの間にかその部分の表面が滑らかになり、何とも触り心地が良いのです。そんな柿の木に触りながら枝を見上げていると、ふと命というものを感じるのです。(2012年春詠)
仕事で出雲や鳥取に出かけていた頃、雪で真っ白な景色の中で春が近づくと木の周りだけ少し雪が溶けて丸くくぼみが出来る事を知りました。
あれも木の持つ温かさがもたらす現象なんでしょう。最近は行く機会が無いので見る事が有りません。
良いところを見られましたね。
春を感じる景色の一つです。