炎昼や翼あるもの羨まし

暑い暑いと言っても始まらないが、なんでこんなに暑いんだと見上げた空に鳥の姿がある。涼しそう、と思うのは人間の無いものねだりで、実際はそれなりに力も要って必死に飛んでいるのかも知れない。それが証拠に鳩は噴水のそばに寛いでいる。いや待てよ、鳶はどうだ、上昇気流に乗っかって舵を取っているだけではないのか。汗を掻いているようには見えないぞ。なんて、しょうもない事を考えながら、岡山駅前のベンチに時を過ごした、、、。(2013年夏詠)

「炎昼や翼あるもの羨まし」への2件のフィードバック

  1. 白鳥はかなしからずや空の青 海のあをにも染まずただよふ
    やはり鳥にも辛い事は有るのではないでしょうか。
    水鳥なぞは今は涼しげでいいけれど、冬はどうなのでしょう?
    いや、夏でも先日の鵜のように、冷え過ぎた身体を温めないといけないのかも知れません。

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