気が付くと南側のガラス戸から斜めに入った午後の日差が机の下にまで到達している。こんなにも太陽は低くなったのかと感慨に浸りながらガラス戸のほうを見ると途端に現実に引き戻される。光の中を部屋の埃がまるで綿虫かなにかのように浮遊している。ずいぶん長い間掃除機もかけていないような気がする、、、。(2011年秋詠)
渡辺牛二の俳句ワールド
気が付くと南側のガラス戸から斜めに入った午後の日差が机の下にまで到達している。こんなにも太陽は低くなったのかと感慨に浸りながらガラス戸のほうを見ると途端に現実に引き戻される。光の中を部屋の埃がまるで綿虫かなにかのように浮遊している。ずいぶん長い間掃除機もかけていないような気がする、、、。(2011年秋詠)
田舎の小さな映画館で映写機からの光の中に埃が浮いていた事を思い出します。
橋のふもとにあったそれが無くなったのはいつの事だったのでしょう?
過疎化の始まりの頃だったのでしょう。
そういえば津山にも私が来た頃には映画館が五軒もあった。
今は零、、、。