末黒野と同じ色して二羽の鳩

焼こうとして焼いた野も不注意から焼けた野も、焼けてしまえば皆同じで、しだいの見慣れた風景になって行く。毎年この時期になるとそんな野が増えていく。まだらになった野に動いているのは二羽の鳩だった。番だろう、付かず離れず、まるで保護色のように焼けた野に溶け込んで動いていた、、、。(2013年春詠)

「末黒野と同じ色して二羽の鳩」への2件のフィードバック

  1. 末黒野、知りませんでした。
    毎年この頃になると秋吉台の山焼きのニュースを見かけます、今年は2月15日(日)だった様です。
    山焼きの後はさしずめ大末黒野といったところでしょうか?

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