三匹の黒猫ならび春の月

私が前住んでいた所のすぐ近所の猫好きのお宅、いったい何匹いるのだろう(?)と思っていたら、町内の新年会のときにご主人が片手を広げて「餌代がこれだけ!」すかさず「えっ、五千円?」と向かいの席の女性、「違うがな、五、万、円」と、これは隣の席の男性、「飼うとるとなあ、可愛いんで、わしらよりよっぽど金がかかる」と言いながら、ご主人は酒の入った顔を黄門様のように崩した。今はご夫婦での年金暮らし、、、。(2014年春詠)

「三匹の黒猫ならび春の月」への2件のフィードバック

  1. 猫の食事代に5人の諭吉さんが消えて行くとは驚きです。
    可愛いとそうなるのですね。
    単身赴任中に住んだ近くの広場に猫たちが何匹も集まって夜会を開いていたけれど、うちの主人は年金生活だけれど美味しい物を食べさせてくれる、なんて世間話をしていたのでしょうか?

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