高い脚立の一番上に腰を下ろして、少しだけいつもと違う高さの風景を眺めていると、吹く風はまさに金風、先人は上手いことを言うものだと思う。家の三方向を生垣にしている。当然その手入は私の仕事で、それほど広い訳ではないが、少しずつやっていると一年がかりになってしまう。暑ければ休む、寒ければ休む、雨の後は濡れるから休む、と休みばかりで、結局一年がかりになってしまう。「上手いもんじゃなあ、プロになれるで」なんて冗談を言う人もあるが、こんなに時間をかけていてはプロにはなれない、、、。(2014年秋詠)
渡辺牛二の俳句ワールド
高い脚立の一番上に腰を下ろして、少しだけいつもと違う高さの風景を眺めていると、吹く風はまさに金風、先人は上手いことを言うものだと思う。家の三方向を生垣にしている。当然その手入は私の仕事で、それほど広い訳ではないが、少しずつやっていると一年がかりになってしまう。暑ければ休む、寒ければ休む、雨の後は濡れるから休む、と休みばかりで、結局一年がかりになってしまう。「上手いもんじゃなあ、プロになれるで」なんて冗談を言う人もあるが、こんなに時間をかけていてはプロにはなれない、、、。(2014年秋詠)
牛二さんと近所の人との会話も楽しいですね。私は高所恐怖症です。
ありがとうございます。
私も脚立と二階の窓までです。