昨年の句。今年は先日早々と、、、。(2020年秋詠)
カテゴリー: 2020
深々と残る刈田の轍かな
台風一過、次の日の午後にはもう稲刈りが始まっています。まだ柔らかい土に深々とコンバインの轍が、、、。(2020年秋詠)
晩稲一枚残して月の夜となりぬ
旧暦8月15日、十五夜です。月が見えますように、、、。(2020年秋詠)
秋冷やオフィス用紙の裏表
今の紙は品質が良いから普通に家庭で使う分にはどちらでも良いようです。昔某コピー機メーカーの方と一緒に仕事をしたことがありますが、その頃は紙のノウハウがコピー機の性能を左右するんだと言われていました。その時に教えて貰ったのが紙には縦目と横目があるという事、これがまた難しい、、、。(2020年秋詠)
叩き干すシーツ一枚小鳥来る
秋晴れの空の下です。気持ちの良い朝、、、。(2020年秋詠)
台風来る踏切の音流されて
近くに踏切があります。踏切の音は風向きによって大きくなったり小さくなったりします。やたらと乱れるのが台風の中、、、。(2020年秋詠)
虫の声枕に眠る風の後
これも昨年の台風後の句です。大丈夫と思いつつも怖い台風、去った後の虫たちの声、、、。(2020年秋詠)
秋澄むや山の重なりはつきりと
昨日に続き昨年の台風後の句。いつも以上に遠くまではっきり見える山、秋です、、、。(2020年秋詠)
野分後葉つぱに混じる鳥の羽根
掲句は昨年の台風後。今年は何だか怪しい動きの台風14号、、、。(2020年秋詠)
蕎麦の花蕎麦屋の傍の蕎麦畑
美咲町にある紅そば亭、農家の方が共同でされている蕎麦屋さんです。当然ですが傍にある蕎麦畑の蕎麦の花も紅です、、、。(2020年秋詠)