ゲートボール一人球打つ晩夏かな

散歩の終点と決めている河川敷公園の端に二面のゲートボールのコートがある。以前は通る度にボールを打つ音やお年寄の歓声が響いていたが、流行がグランドゴルフに移り、急激に衰退して行った。それでも時折一人でトンボ(T字型のグランド整備用の道具)を引いている人の姿があり、今でもコートには草一本生えていない。掲句、その整備をする人と同じかどうか遠目で分からなかったが、夕方のコートで一人練習する人を見かけた時の句、、、。(2012年夏詠)