氏神へ続く裏木戸やぶ椿

氏神様の東側に高い板塀があって、木戸が設けてある。その向こうに大きなお屋敷が見える。いつも大きなお屋敷だなあと思いながら、木戸を開けるのは憚られるので、塀の上の屋根を眺めていた。ある日ちょっと散歩の足を延ばして、そのお屋敷の向こう側を通ってみた。門側から見ると、開放的な庭の続きにその木戸があり、その向こうに、当たり前だが、今度は氏神様の屋根が見えていた、、、。(2016年春詠)