掲句は昨年の雪の夜。先日の大雪の夜は月と星は同じぐらいの位置のはずでしたが、外に出られないほどの降り方で見るのを断念。その代わり次の夜は残った雪に月明りが映えて幻想的な景となりました、、、。(2025年冬詠)
月: 2026年1月
煙吐くT字煙突寒の空
近所に薪ストーブを使われている家がある。壁から横に出て屋根の上まで伸びた煙突の先はT字型。昔の学校のストーブの煙突と同じだ。そこから吐き出された煙が北風に流されている。いい風景だ、、、。(2025年冬詠)
眠りゐる冬田に喝と荒起し
もう農作業が始まっています。まずは荒起しから。トラクターの音が軽快です、、、。(2025年冬詠)
寝返りて寒夜の夢の続きかな
さてどんな夢だったのか。続きを見ようと思ったぐらいだからきっと楽しい夢、、、。(2025年冬詠)
石噛みし靴に音する寒暮かな
歩く度にカッ・・カッ・・と靴の片方だけに音がする。別に歩きにくい訳ではないが気になる。音がする方の足を上げて靴の裏を見ると模様の隙間に小さな石が挟まっている。指で掻き出すようにするとポロリと取れてどこかに転がった。あとは普通に、、、。(2025年冬詠)
魚焼く匂寒風吹き荒び
朝から風の強い日の散歩。その強い風に魚を焼く匂いが混じっている。魚は鰯、私にでも分かる匂い。食欲がわいてくる、、、。(2025年冬詠)
一鳴きに獲物落とせり寒鴉
ちょっと距離があったので獲物が何かは分からず。田んぼから飛び立って、他の鴉のちょっかいに一声、落語にでも出てきそうな瞬間でした、、、。(2025年冬詠)
すべきことあれどやらざる四日かな
そろそろ動かなくちゃあ、と思いながらずるずると炬燵のお守り、、、。(2025年新年詠)
幾重にも輪を描く鳶初御空
昨年の元日の句。暇なもので午後の散歩に。晴れた空高くに舞う鳶が数羽、くるりくるりと平和この上なしの景でした、、、。(2025年新年詠)
初夢の気づけばすぐの別れかな
どんな別れだったのか、今となっては分かりませんが、昨年はこんな初夢だったらしいです、、、。(2025年新年詠)