山藤の水辺に咲けば水に垂れ

河川敷の工事で使用した土に種か根か混じっていたのでしょう、岸辺ギリギリのところに山藤が生えて毎年花をつけます。と言っても縋るほどの木もなく、ほとんど地を這うような位置から枝を伸ばし花をつけます。自ずとその房の先は水に、、、。(2021年春詠)

山藤のにほひ天より降るごとし

参道を歩いているとどこからか藤の匂いがしてくる。どこから匂ってくるのだろうと周囲を見渡すと、鬱蒼と茂った参道脇の高木の、そのまた上に青空と一緒に藤の花が見える。まるで天に花が咲いているようだ。倉敷阿知神社にて、、、。(2017年春詠)