川岸を歩いていると水の中からポコッと鳰が浮いて来た。鳰にしてみれば浮き上がった先に人間がいるなんて予想だにしなかった事だろう。目が合ったと思った瞬間に向きを変え、走るとも飛ぶとも言えない姿勢で水上を勢いよく一直線に向う岸へ逃げて行った、、、。(2017年冬詠)
渡辺牛二の俳句ワールド
川岸を歩いていると水の中からポコッと鳰が浮いて来た。鳰にしてみれば浮き上がった先に人間がいるなんて予想だにしなかった事だろう。目が合ったと思った瞬間に向きを変え、走るとも飛ぶとも言えない姿勢で水上を勢いよく一直線に向う岸へ逃げて行った、、、。(2017年冬詠)