ボス猫の命短しそぞろ寒

ボス猫になるのは雄だが、人間社会と同じで、ボスになると忙しいようだ。そうでなくても疲れているのに、上に立つものの習性で、つい縄張りを広げたくなるのだろう、今まで渡ったことのない国道を渡ったりして車にはねられたりする。早ければ一ヶ月ほどで交代するボス猫もあるが、掲句の猫は一年ぐらいは君臨していただろうか。いつもこちらをジロリと睨み返して、ゆうゆうと我家の庭を横切っていく猫だったが、ある日車に撥ねられたのだろう、隣家の玄関先で動けなくなっていた。ほっても置けないので面倒を見ていたが、一週間程で亡くなった、、、。(2013年秋詠)

「ボス猫の命短しそぞろ寒」への2件のフィードバック

  1. 地域のボス猫の動静まで把握しているとはさすが俳人、いろいろよく観察していますね。
    東京練馬に住んでいた時に近所の野良猫達が集まっていわゆる夜会なるものをやっている所に出くわした事が有りました。
    どこから寄って来るのやらどれがボス猫やら全く分かりませんが、なんだか話し合っている雰囲気は伝わって来ました。

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