蹲に空のゆれをり涅槃西風

かつての会社の同僚を訪ね、縁側のひだまりで男三人が話し込んだ時の句です。縁側はひだまりですが、外の風は冷たそう。手入れの行き届いた手作りの庭に据えられた蹲、その空の映った水に漣がたっていました、、、。(2017年春詠)