そろそろ田圃の準備が始まっています。それに伴ってあちこちで畦を焼く姿を見かけるようになりました。掲句、古い句で会社帰りに見かけた景です。こちらは珍しくて見ているのですが、向こうにとっては知らない男、邪魔でしかないのは良く分かります。夕暮れに差し掛かった暗さの中で、点けた火に照らされた男の顔が憮然として見えるのは煙のせいかも知れません、、、。(2003年春詠)
渡辺牛二の俳句ワールド
そろそろ田圃の準備が始まっています。それに伴ってあちこちで畦を焼く姿を見かけるようになりました。掲句、古い句で会社帰りに見かけた景です。こちらは珍しくて見ているのですが、向こうにとっては知らない男、邪魔でしかないのは良く分かります。夕暮れに差し掛かった暗さの中で、点けた火に照らされた男の顔が憮然として見えるのは煙のせいかも知れません、、、。(2003年春詠)
野焼きというと奈良の若草山や山口県秋吉台を思い出します。
枯れた草が燃え広がる光景は圧巻でしょう。
畦だと範囲が限られるし延焼の心配も無いから夕暮れでも大丈夫ですね。
そのようですね。
夕暮れに多いのか、あるいは夕暮れだから火の色が目立つのかも知れません。