冬の雨捨田休田へだてなく

句会へ山道の国道を抜けて行くと、至る所に使われなくなった田圃があります。私の実家の田圃もそうです。稲作を止めたのは父ですが、きっと苦渋の決断だったのでしょう、帰省した私に謝りながら止める事を話しました。田舎を後にしている私には賛成も反対もする権利はありませんし、どちらかと言うと賛成でした。無理はしないで欲しいとか何んとか言ったように思います。あれから何年でしょう、そのような田圃を見ると、どうしても田舎を思い出してしまいます、、、。(2016年冬詠)

「冬の雨捨田休田へだてなく」への2件のフィードバック

  1. 我が家の田んぼももう随分昔から畑に変わっています。
    母が一人で玉ねぎやらじゃがいも、大根、ネギ、春菊、水菜、チンゲン菜・・・等々作っていましたが、最近は年齢もあり畑にも行かなくなった様で、義妹が母を真似て細々と続けており、お正月の帰省の折には大根を持たせてくれるらしいです。
    ありがたい事です。

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