蕉翁の墓前で蜘蛛の囲にかかる

<その10>寺男と言うには若い男性が作務衣姿で通路の掃除をされていましたが、なかなか上までは気付かないものでしょうね。芭蕉翁の墓を詳しく見ようと身を乗り出した途端に、顔の左半分が蜘蛛の囲に、、、。これも何かの縁でしょう、、、。写真は後へ下がって写した蕉翁の墓、後に見える窓は無名庵です。蜘蛛の囲は写りませんでした。中途半端になりますが、十句になりましたので、今回の吟行記はこれで終りです。お付き合いありがとうございました。(2012年夏詠)

「蕉翁の墓前で蜘蛛の囲にかかる」への6件のフィードバック

  1. 河原町から義仲寺までご一緒させていただき楽しかったです。という気分になりました。
    吟行記もいいですね。

    1. すみません、寸詰まりになってしまいました。
      もう少し構成を考えて書けばよかったですね。
      お付き合いありがとうございました。

  2. 牛二さんらしく締めは小動物ですね。懐かしい写真です。二度目に行ったのは梅雨の頃でした。芭蕉の花をはじめて見ました。昔は義仲寺のそばまで琵琶湖の水が来ていたとのこと。今は街の中のそこだけ昔へタイムスリップしたような空間で、しばし思いを馳せていたのでした。

    1. お付き合いありがとうございました。
      石山寺まで行けばよかったのですが、ここで力尽きてしまいました。
      吟行と思って歩くと半日が限界ですね。
      機会があれば、次は石山寺からスタートします。

  3. 笑禄からも楽しませていただいた御礼を申し上げます。
    行ったことのない土地なのですが、臨場感がありました。
    京津線の電車の軋みの音が耳に残っています。

    牛二さんの俳文も飄々としてさすがのものです。感心しました。

    1. お付き合いありがとうございました。
      これも勉強と思いながら文章も書いていますが、結構時間をとられて、とんでもない事に足をつっこんだような気がしています。

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