雪残る常行堂の萱の屋根

本山寺が続きます。常行堂は本堂と三重塔の間にあります。茅葺の古い屋根には、生えた草が枯れて、雪と一緒に残っています。部分的には補修もされていますが、葺き替えまでは難しいのでしょう、、、。名前が常行堂ですから、かつては多くの修行僧が行をしていたお堂なのでしょう。閑散とした中で一人、往時の華やかさに想いを馳せるのも良いものです、、、。岡山県の中山間部には本山寺だけでなく、修行の場であった古い寺が何ヶ所もあるようです。(2011年冬詠)

「雪残る常行堂の萱の屋根」への1件のフィードバック

  1. 田舎のお寺さんは西の坊、昔はあたり一帯に修行場が有った様でその中の西の物だけが残ったらしいです。

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