岡山の中央公民館での句会は雪加の声でしばし中断した。私が雪加の声を聞いたのはそれが最初だった。窓の外のどこからか続くヒッツ、ヒッツ、ヒッツ、ヒッツと聞こえる声のリズムは、私にはまるで機械仕掛けか何かのように感じられた。句会が終り、外に出たのはもう夕方だった。公民館から後楽園の駐車場まで旭川沿いを皆さんと歩いた。歩いていく途中、内田百閒の公園があるあたりに、筒状の鳥の巣が落ちていた。大きめのコップといった形は、人工的に作ったようなきちんとしたものだった。急いでいたし、あえて足を止めることもしなかったが、家に帰ってネットで雪加を調べていると、今日見たのと同じ筒状の巣が載っていた、、、。(2009年夏詠)
雪加?どんな鳥だろう。
太田川にも居るんだと思うけれどこれだという確信が持てません。
巣を失った雪加はどうしたのでしょう?頑張って2軒目の家を作った事でしょう。
人生で一軒も家を持った事の無い私よりずっと偉いです。
ところで、このコメントを送る時に名前とメールアドレスが必須となっていますがメールアドレスは牛二さんには見る事が出来るのですよね。
はい、私には見えますよ。
IPアドレスまで見えます。
新しい方だと「承認してください」とのメッセージが来ます。
雪加、初めて耳にしました、検索してみました。「イネ科植物の葉をクモの糸で縫い、袋状にした中にチガヤの穂で、コップ型の巣を作る。外装をオス、内装をメスがする。」鳥の営みも人に似ていますね。「汐入の川に夕風」情景、見事ですね。
牛二さん、今日の日暮れの空、ご覧になられましたか、是非句にして頂きたい光景でした。夕日が黒雲を染めながら一方では、明るい光というより、幅の定まらない薄く淡く放射状に高~く放たれた畳みかけの宇宙の扇?すぐに落日を迎えましたが、上手く言えません。
とても綺麗でした。
すみません、今日はちょっと時間がずれてしまいました。
綺麗な光景で良かったですね。
すぐには言葉にならなくても、心に書き留めておけば、そのうち言葉になるものですよ。
しっかり残しておいてください。