退職する何年か前から、屋外に出ると風に乗って時々大豆を煮る匂いがするようになった。てっきりどこかに食堂でも出来て、と思っていたら、じつはそれが同じ工業団地内に出来た納豆工場の大豆を煮る匂いだと知ったのはずいぶん後だった。どうりで、食堂なら豆ばかり煮ることはないかと、一人納得、、、。(2013年秋詠)
渡辺牛二の俳句ワールド
退職する何年か前から、屋外に出ると風に乗って時々大豆を煮る匂いがするようになった。てっきりどこかに食堂でも出来て、と思っていたら、じつはそれが同じ工業団地内に出来た納豆工場の大豆を煮る匂いだと知ったのはずいぶん後だった。どうりで、食堂なら豆ばかり煮ることはないかと、一人納得、、、。(2013年秋詠)
秋の風は金の風なのですね、知りませんでした。
実家の向かいのお宅が味噌屋さんだったのでいつも豆を茹でる湯気と香りが漂っていました。
毎朝の味噌汁はもちろんこのお味噌屋さんの味噌を使っていました。
時折、岡山県貨物が水飴を納品に来る事が有りました。
その水飴を丼に一杯いただく事も有り、うれしかった事を思い出します。
いつのお正月だったか、この味噌汁を頂いたことを覚えていますよ。
お母様の腕も加わって極上の味でしたね。
今までで最高の味噌汁です。