掲句は備中高松城跡、二の丸跡の看板のある場所は畑、青々と育ったジャガイモに薄紫の花が咲いていました。まさに兵共が夢の跡です、、、。私の住んでいる場所の近くにも構ノ城という城跡があります。水害で姫新線の線路の土手が流された時に、その城跡の土を修復に使ったそうで、今は小さな丘になった畑の隅に石碑が一つあるだけです、、、。(2014年夏詠)
渡辺牛二の俳句ワールド
掲句は備中高松城跡、二の丸跡の看板のある場所は畑、青々と育ったジャガイモに薄紫の花が咲いていました。まさに兵共が夢の跡です、、、。私の住んでいる場所の近くにも構ノ城という城跡があります。水害で姫新線の線路の土手が流された時に、その城跡の土を修復に使ったそうで、今は小さな丘になった畑の隅に石碑が一つあるだけです、、、。(2014年夏詠)
工事をしていて昔の遺構が見つかったら工事を中断して学術調査が行われるなんて事も有る位なのに、水害の補修用に城跡の土を使って城跡が石碑だけになるとはなんとも大胆な仕業ですね。
昔の事ですから背に腹は替えられなかったのでしょう。