籾殻を焼いて三晩のうす煙

昨年は長い間籾殻のまま田圃に積まれていたが、今年はもう火が入っている。その様子はちょうどいくつもの山が連なり、その中央に煙を吐く阿蘇山がある九州を模型にしたようだと毎年思う。火が入った最初の日はその火口部分から煙が上がり、その周囲から次第に黒く炭化していく。すべて焼けるまでには一週間ぐらいはかかり、その頃には最初の火口あたりは白く灰となっている。その白から黒へ変り、裾野にまだ焼けていない籾殻がある景色は、さしずめ春先の山焼きが終わったばかりの草千里と言ったところ、、、。(2014年秋詠)

「籾殻を焼いて三晩のうす煙」への4件のフィードバック

  1. 雄大な刈田の景ですね~
    阿蘇は大好きです。
    最初に行ったのは中学の修学旅行。二度目はOL時代に仲間と。三度目は幼い子供たちを連れてのオートキャンプ。四十代は和裁に夢中でどこへも行かず。四度目は無口な連れ合いと。五度目は福岡の甥の結婚式の帰りに。
    春の野焼きの後に咲いた一面の桜草や、秋の田んぼのわきの小川にゆれる釣舟草など、俳句をしているお蔭で足元にもよく目が行きました。
    また行きたいな~

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