鶏に日の斑のもやう黄落期

阿智神社にある大きな鶏舎、白色レグホンが二羽秋の日を浴びていた。人間なら大邸宅だが、大きな鶏舎に二羽の鶏はいかにも寂しい。落葉を始めた木の枝の影が鶏にまだらの模様を作っていた、、、。(2014年秋詠)

「鶏に日の斑のもやう黄落期」への4件のフィードバック

  1. からっとして飄々として、いい句ですね。常々牛二さんは小道を開拓するのがうまい方だなあと感心していますが、阿智神社に鶏舎があったのですか?そういえば中腹に金網があったような、、、。神主さんが卵を召し上がるのかな?今度の吟行では白色レグホンとやらを見なくっちゃ。

    1. はいはい有りますよ。
      その金網です。
      神社に居るので神鶏かなあ?
      大きくて何部屋もあるので、元は他の動物がいたのかも知れませんね。

  2. 先日、四国愛媛の松山城に登りました。
    昔はロープウェイの駅が有る長者が平辺りの木に登った鶏が居たのですが、今回は居ませんでした。
    「松山や秋より高き天守閣」の句を思いだすきれいな空が印象的でした。

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