国宝の縁を借りたる三尺寝

閑谷学校は何度訪れても飽きることがない。丸みを帯びた石塀、講堂の磨かれた床、床に切られた炉の跡にも心惹かれる。講堂の縁に腰を下ろし、吹く風に身を任せながら古に想いを馳せていると、つい眠くなってしまう。(2002年夏詠)

「国宝の縁を借りたる三尺寝」への2件のフィードバック

  1. 閑谷学校は一度だけ行った事が有ります。
    備前焼の瓦が葺かれた様子はさすがの感が有りました。
    備前で買った帰った徳利はもう20年位愛用しています。
    数年前、東京単身赴任中に池袋に有る各地の工芸品を置いている所で見かけた備前の片口に目が留まり作者を見ると徳利と同じ作者でした。
    随分悩んだ末、何度目かの訪問で偶然1割引きになっていたのでついに購入、漬物を載せただけでも美味しさが増す感じです。
    三尺寝、気持ちよさそうですね。

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