山一つ越えて故郷空は秋

中学時代の同窓会で田舎まで帰って来た。国道313号線を走り、田和山トンネルを抜けると道は一気に谷底へと下って行く。石灰岩地帯の切り立った山が両側から迫って来る。この山を見ると故郷が近い事を実感する。やがて道は開け、高梁の街に出る。空は高く、明らかに秋の様相を見せている。山が豊かで、水が豊かで、人心も豊かで、故郷は有難い、、、。(2016年秋詠)

「山一つ越えて故郷空は秋」への2件のフィードバック

  1. お疲れ様でした。
    170名ほど居た同級生の内10名が亡くなっているのは多いのかそんな年になったという事なのか分かりませんが、司会が言ったとおり我々は元気に長生きして5年後10年後も顔を合わせたいですね。
    アンソロジーありがとうございます。

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