遮断機が下りてずいぶん経ったような気がする。はるか向こうで緩やかにカーブした線路に電車が現れる。日差を反射して光る線路に陽炎がたっている。電車はその陽炎の中を揺れながらゆっくりゆっくりと近づいて来るのだが、そう思うのは私だけで、通過する電車の速度は意外と速い、、、。(2017年春詠)
渡辺牛二の俳句ワールド
遮断機が下りてずいぶん経ったような気がする。はるか向こうで緩やかにカーブした線路に電車が現れる。日差を反射して光る線路に陽炎がたっている。電車はその陽炎の中を揺れながらゆっくりゆっくりと近づいて来るのだが、そう思うのは私だけで、通過する電車の速度は意外と速い、、、。(2017年春詠)
茫洋とした陽炎に揺れる電車がなんとなくゆっくり感を醸し出していたのでしょうか。
飛行機が着陸する時もゆっくり降りて来ている様に見えて新幹線並みの結構なスピードらしいですね。
ああ、そうですね。
こんなに遠くからと思うところから着陸態勢に入った機体が見えることがありますね。
ゆっくりと見えます。