蟷螂の鎌上げ水に顔映す

生まれたての小さなカマキリは可愛いが、10Cmを越すようになると、ちょっと引いてしまう。顔つきもあるが、あのギザギザの付いた前足は、いかにも武器といった感じがする。蟹の爪やクワガタの前足はもっと鋭いが、どちらも掴めば絶対大丈夫な部分がある。ところがカマキリにはそれが見当たらない。どの方向から手を出しても、あの鋭い鎌が襲ってきそうな気がする。(1999年秋詠)

「蟷螂の鎌上げ水に顔映す」への2件のフィードバック

  1. 猪もししとは気づきませんでした。学が無い。
    松山地方では秋に亥の子祭りという祭りが有って、子供達が石に付けられた沢山の縄をそれぞれが持って引っ張り、石を上下させて地面にたたきつけます。
    確か『いーのこ、いのこ』等と節をつけていたと思います。
    岡山では経験無いよね。

    1. 学生時代に同級生から聞いた記憶がありますので、津山地方でももう少し外れれば残っているようです。
      備中地方では記憶に無いですね。

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