北風や廃工場の玻璃戸鳴る

大きな道であるとか、橋、川などで、どうしてもテリトリーが決まってしまう。同じような距離なのに、国道を渡って散歩に行くのは勇気が要る。意を決して国道を渡り脇道へ入って行くと、「へえ~っ、こんな所に」と思うような所に新しいマンションが幾つも建っていたり、林の中に神社や寺があったりする。結構楽しいなあと思いながら歩いていくと、閉じられた工場があった。何の工場だったのだろう、ずいぶん背が高いな、あまり傷んではいないから最近閉めたのかな。なんて事を考えながら周囲を巡っていると、突然近所の犬に吠えられた。(2002年冬詠)

「北風や廃工場の玻璃戸鳴る」への2件のフィードバック

  1. ガラス戸といえばそのままだけど玻璃戸といえば何か素晴らしい物の様な感じがします。
    言葉の魔法ですね。

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