通勤途上にあった酒屋の女将さん。ご主人を亡くされ、サラリーマンの息子さんと二人暮しになり、今はとうとう店を畳まれてしまった。これはご主人が亡くなられてしばらく経った頃の句。犬の散歩や、近所にある公民館の花の面倒を見たりと、とにかくよく動かれる方で、店は留守のことが多い。とうとう「不在です」と書いた札を出されるようになった、、、。これって大丈夫(?)と思っていましたが、何もなかったようです、、、。店の前にはいつも季節の花を大胆に飾られて、それを見るのが楽しみで、何句も詠ませていただきました。この句もその一つ、、、。(2011年春詠)
何かの映画で篠ひろこ演じた居酒屋のおかみさんの様な方だったのでしょうか。
行きつけにそんな店が有るといいと思うけれど現実はもう行きつけの店など有りません。
小柄でシャキッとした方ですが、篠ひろこにはほど遠い、、、。