寒い日だったなあ、風が強くて。トイレ休憩に寄った道の駅の、脇にある小さな蕎麦屋の幟旗が、千切れそうに揺れていた。咲きかけた桜の若木が、その風に必死に耐えているように見えた。「がんばれ!」「散るなよ!」この時季に決まってある悪天候の一日、、、。(2013年春詠)
渡辺牛二の俳句ワールド
寒い日だったなあ、風が強くて。トイレ休憩に寄った道の駅の、脇にある小さな蕎麦屋の幟旗が、千切れそうに揺れていた。咲きかけた桜の若木が、その風に必死に耐えているように見えた。「がんばれ!」「散るなよ!」この時季に決まってある悪天候の一日、、、。(2013年春詠)