通りがかりに見えた板壁の隙間の明かりが蝋燭の明かりのようだった。それでふと神の留守を思った。さて今年は出雲ではめでたい事がありました。きっとお集まりになった神々も飲めや歌えやの大さわぎ、宴会続きで戻ってくるのを忘れられるのではあるまいか、、、。(2012年冬詠)
渡辺牛二の俳句ワールド
通りがかりに見えた板壁の隙間の明かりが蝋燭の明かりのようだった。それでふと神の留守を思った。さて今年は出雲ではめでたい事がありました。きっとお集まりになった神々も飲めや歌えやの大さわぎ、宴会続きで戻ってくるのを忘れられるのではあるまいか、、、。(2012年冬詠)
神の留守、想像は出来ますが初めて聞く言葉です。
板壁の・・・・神無月 では俳句にならないのでしょうね。
出雲大社の大遷宮は神様が仮本殿に移られた後、何度か行きました。
本殿の天井に描かれた八雲の図、岩絵の具のおかげで何百年も経ったとは思えない色鮮やかな物で感動しました。
その後も屋根の吹き替えを間近で見られるチャンスもあり、出雲そばや出西生姜糖・・・いろいろな魅力を楽しみました。
出雲、いい所です。
歳時記では「神無月」は時候、「神の留守」は宗教に分類されています。
微妙なところですね。
ちなみに出雲では「神有月」と言うそうです。