木枯やビルの狭間の定食屋

通りには並木があり、大きなビルが連なっている。そんな中の隙間のようなところに残った小さな定食屋、昔ながらの色あせた白い暖簾が木枯になびいていた。入口の左に、これも色あせたメニューのサンプルケース。どちらも褪せてはいるがきれいに手入が行き届いてをり、ちょっと入ってみたくなった。が、昼食には少し早い時刻、句だけ書きとめ再び木枯の中へ、、、。(2013年冬詠)

「木枯やビルの狭間の定食屋」への2件のフィードバック

  1. 学生時代はもっぱら寮の食堂と学食のお世話になったけれどたまに入る食堂はまさに定食屋さんが多かった、会社に入ってからは営業所近くの定食屋さんへ行く事が結構あり、塩鯖やら肉じゃがやらとみそ汁で食べたものです。
    最近はそんな定食屋さんがめっきり減りましたね。

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