一息に塔の上より恋雀

備中国分寺の五重塔。人間の登ってこない塔の上は雀にとっては格好の生活の場なのでしょう、普段でも枯草のような物を咥えて上の階へ上の階へと登っていく姿を目にします。そして繁殖期、二羽がもつれるようにして落ちてきます。アレアレと思う間もなく、地上の手前で、何事も無かったように二手に分かれて飛んでいくのです、、、。同じような光景を奈良の薬師寺でも見た記憶があります、、、。(2014年春詠)

「一息に塔の上より恋雀」への2件のフィードバック

  1. 雀にそんな生態が有るとは知りませんでした。
    恋雀、なかなか艶やかな言葉ですね。

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