本堂の開け放たれて黴にほふ

本山寺でお坊さんに遇ったことはありません。遇うのはいつも掃除をされている年配の方と数年前から見かけるようになった作務衣姿の若い方。修行僧ではなくて、寺男として働いておられるよう(寺男の修行?)に見えます。この日は珍しく本堂の表が大きく開かれ、二人は本堂の中に、掃除機の音も本堂からのものでした。こんな機会は滅多にない、せっかくだから中を見せて頂くことに、、、。(2014年夏詠)

「本堂の開け放たれて黴にほふ」への2件のフィードバック

  1. 数年前、出雲大社の遷宮の為に神様が本殿から仮本殿に移られたとの事で、本殿の天井に書かれた「八雲の図」を見せてもらった事が有ります。
    次の機会は50年後、まさにめったに無い機会でした。
    随分と時を経て来た天井絵にもかかわらず、その色鮮やかな事に驚かされた記憶があります。

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