確か昨年が三島由紀夫の生誕百年、新たな資料が発表されたりした記憶があります。その記事を新聞で見た時の句。三島由紀夫の生誕百年に特別な思いはなかったのですが、学生時代にTVにくぎ付けになった亡くなった日の記憶がふとよみがえって、、、。(2025年春詠)
カテゴリー: 2025
後より押され冷たき春北風
日差があると暖かいのに風が吹くと寒い。いきなり後から、、、。(2025年春詠)
川の鳥影となりをり春の霧
川の鳥たちもそろそろ北への帰り支度に入る頃だろうか。朝の濃い霧の中の川に静かに浮いている鴨たちが影となって見える、、、。(2025年春詠)
眠りから覚めて一声山笑ふ
なんて事はないだろうけど、そろそろ山も起きだす頃ですね、、、。(2025年春詠)
冴返る売家の幟はためかず
空家となった家の前に派手な売家の幟が立ったのはずいぶん前の事。ついに売られるのかと、元の住人を知っているだけに感慨深い思いがした。あれから何年になるだろう、いまだ売れた気配はない、、、。(2025年春詠)
チョコレート一欠ありて春の朝
バレンタインのチョコレートではありません。チョコレート効果とかの80%のチョコレート。朝食の最後に一欠を、、、。(2025年春詠)
春雪の足跡乱れたる所
雪の朝は滑るのでなるべく人の足跡を追っていく。すると突然足跡が乱れている所に出会う。たぶん転んだのだろう、大きなお尻の跡のようなところまで見える。くわばらくわばら、、、。(2025年春詠)
老人に合はす犬の歩春の昼
そう言えばこの方、最近見かけなくなった。お元気なら良いのだけれど。掲句は昨年の春、今頃。犬もずいぶん長生きの柴犬だが飼主も90歳近いはず。どちらも元気でいてほしいものだが、、、。(2025年春詠)
建国日声遠ざかる街宣車
先日の選挙、衆院選は無風地帯なので静かでしたが、同日の市長選の選挙カーの大音量にはまいりました。建国日の街宣車よりひどい大音量でした、、、。(2025年春詠)
春の月高し雪置く屋根の上
一週間ほど前だったか、掲句と同じような月が見られました。寒い夜で早々に引っ込みましたがきれいでした。おまけにその傍を伸びていくジェット雲が一本ありました。月明りの中で見るジェット雲、これは初めてでしたがこれもなかなかのものでしたよ、、、。(2025年春詠)