凍雲やクレーンの腕の伸びしまま

夏の終わりごろに散歩の途中で遠くの山に何やら光るものを見つけた。あんな所に何だろうと思ったが、思い当たるものは無くそのまま忘れていた。それが秋の終わりごろから、その光っていた辺りに大きなクレーンが何基か見えるようになった。よくよく考えてみると、新しいゴミ処理施設らしい。そう言えばいつだったか、その施設に関する環境アセスメントの書類が来ていたが、地図で見てもずいぶん離れているし、我家には関係ないだろうとほとんど読まなかった。が、地図で見ると遠くても、間に何もないと意外と近いものなんだなあ、、、。(2013年冬詠)