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犬と歩けば

渡辺牛二の俳句ワールド

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日: 2024年12月22日

粒の数光の数に実南天

ここにもあった赤い実。雨後の夜明の実南天、朝日に光っている、、、。（２０２３年冬詠）

投稿者牛二投稿日: 2024年12月22日2024年12月14日カテゴリー 2023タグ冬, 実南天粒の数光の数に実南天への2件のコメント

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粒の数光の数に実南天
残り湯の柚子湯のゆずの種一つ
近道に抜ける細路地花八手
赤き実に声を絞りて冬の鵯
懸大根作務衣の似合ふ修行僧
冬ざれや風に匂へるパンケーキ
黒々と冬田の息吹荒起し
息白し深呼吸とも吐息とも
単線や抜きつ抜かれつ冬うらら
石蕗や時に揺らめくランプの灯
捨猫を脱し我家の炬燵猫
一枚を脱いでベンチに冬温し
軽トラで来て冬耕のラヂオ鳴る
猫の名の「最中」と「餡子」漱石忌
ややありて次の銃声冬の山
ツンツンとつつけば動く枯蟷螂
落葉楽し声駆けまはる園庭に
木枯や売物件の幟旗
見るからに布教活動古コート
気嵐の川遡る寒さかな
凩に遊び遊ばれ下校の子
来年の暦貰ふも年用意
小六月門扉くぐりて猫戻る
仕舞湯に梟の声聞く夜更け
北風やカラリカラカラ土竜除け
ランナーの会釈して過ぐ息白し
片時雨むかし戦の国境
待合のテレビ体操冬うらら
自動ドア開き落葉を道連れに
茶の花や背戸に日の差す一所

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粒の数光の数に実南天に牛二より
粒の数光の数に実南天に money.child より
残り湯の柚子湯のゆずの種一つに牛二より
残り湯の柚子湯のゆずの種一つに money.child より
近道に抜ける細路地花八手に牛二より

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