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犬と歩けば

渡辺牛二の俳句ワールド

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日: 2024年12月1日

来年の暦貰ふも年用意

いよいよ十二月。そこでこの句を、、、。（２０２３年冬詠）

投稿者牛二投稿日: 2024年12月1日2024年11月26日カテゴリー 2023タグ冬, 年用意来年の暦貰ふも年用意への2件のコメント

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十四日一人とんどの小さき火
風花となる青空の欠片かな
電子レンジに融けて餅とも団子とも
凍雲の風に流され遠汽笛
ブロッコリー畑に漢冬日和
あんまんの餡に舌焼く寒四郎
水底に揺るる日の影寒鯉も
寒泳の温水プール生ぬるし
日の出れば声の明るく寒雀
腸活に朝一杯の寒の水
山に雪里は時雨の四日かな
高らかに汽笛ひと声初列車
痩身の祢宜の大声初祓
倍速のごとく一年去年今年
猫一匹加へ我が家の年の暮
ぬきんづは落葉松紅葉冬の空
数へ日の雀群れたる精米所
ただ絶句正月待たず逝きしとは
昨夜の雨纏ふ冬木の光かな
極月の末社巡りの足早に
レストランほどを連ねて冬灯
峡深し天より枯葉舞ひ下りる
投函の丸型ポスト冬紅葉
粒の数光の数に実南天
残り湯の柚子湯のゆずの種一つ
近道に抜ける細路地花八手
赤き実に声を絞りて冬の鵯
懸大根作務衣の似合ふ修行僧
冬ざれや風に匂へるパンケーキ
黒々と冬田の息吹荒起し

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十四日一人とんどの小さき火に牛二より
十四日一人とんどの小さき火に money.child より
風花となる青空の欠片かなに牛二より
風花となる青空の欠片かなに money.child より
電子レンジに融けて餅とも団子ともに牛二より

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