森閑として明かりの灯っている神社、早々と年用意を済ませての一休み中でしょうか。役員の皆さまお疲れ様です、、、。(2021年冬詠)
タグ: 年用意
青煙上げて杣家の年用意
通りがかりに見た山の中腹の民家の景。今時街中では火事でもないのに煙の上がっている家など無い。この時季だから年用意だろう。懐かしい、、、。(2021年冬詠)
年用意雑誌開けば手が止まり
これだから時間が足りなくなってしまうのでしょうね。捨てるとなると読みたくなる、、、。(2020年冬詠)
氏神の総代ひとり年用意
近くの寂しい神社、知り合いの総代の方が一人、拝殿の中で黙々と年用意、驚かせてもいけないので二礼だけで静かに通過、、、。(2017年冬詠)
ふりむきし庭師の若し年用意
昨年の早島いかしの舎での句、ちょうど庭師が入って植木の手入れをしていた。門を入ろうとした時に振り向いて挨拶した顔はずいぶん若かった。なるほどなるほどと思いながら手際の良い作業を見学したが、思っただけで我が家の庭木の手入れには活かせていない。今年はまだ紅葉がきれいに残っていた。もうしばらくは楽しめそうだった、、、。(2015年冬詠)
年用意終へて社務所の空つぽに
昨年の納め句会(12月25日)、阿智神社での句です。もっとも平日の阿智神社の社務所は空っぽの時のほうが多いような気がします。今年(12月24日)もそうでした。掃除が行き届き、随所に飾られた新しい注連縄の新しい紙垂の白色が際立って見えました、、、。さて今日は大晦日、どこの神社の社務所も夜を待つばかり。宮総代の皆様お疲れ様です、、、。(2014年冬詠)