蛍火や恋に音無き時ありて

先日帰省し久しぶりに蛍を見てきました。十匹に満たない数でしたが昔と同じ景色が見られました。逃げるように飛ぶ蛍、それを追うように飛ぶ蛍、川音以外に雑音の無い中で繰り広げられる蛍の恋、、、、。(2024年夏詠)

灯を消して厨の窓の蛍の火

時々こんな事があります。これも水路や川が近いからですが、水路は次第に改良されてコンクリートに変わっていきます。そして、その工事がある度に蛍の数は減っていくような気がします。共存共栄は難しいことですが、それを目指せるのは人間だけですね、、、。(2015年夏詠)