土手の桜の木の根元に植えられている石蕗、周囲の草が衰えていく中で葉っぱの緑がよく目立つ。そろそろ莟が出来る頃。石蕗の花は歳時記では冬だが早ければ秋の内にも咲き始める。散歩の楽しみの一つ、、、。(2022年秋詠)
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十月の朝日の覗くうれしさよ
寒くなって来ましたね。つい先日まで真夏日だったのに、いきなり寒くなるのはどうも、、、。(2021年秋詠)
十月のはや懐かしき日差かな
もう木枯一号が吹いたとか。急激に冬が近づいてきますね、、、。(2019年秋詠)
十月や変温動物日を浴ぶる
今年は蛇の少ない年でした。多くてうれしいものでもありませんが、句材にはなります、、、。(2019年秋詠)
十月の雀に愁なかりけり
雀はずいぶん少なくなりましたね。今年は秋の田圃に付き物だった案山子やキラキラと輝くテープを見ない内に収穫が終ってしまいました。農業に従事されている方にとってはありがたいことだと思いますが、暇な私は原因は何だろうかなどと考えてしまいます。そんな中でも我家の屋根の上には、十羽にも満たない数ですが、今も賑やかな声が聞えています。雀の声ってホントに楽しそうですね。(2010年秋詠)