路地入ればそこに枯蔓からむ門

小さな通りから横を見るとさらに小さな路地がある。奥まったところに背の高い洋風の門扉が見える。錆びた門扉には蔦が絡まり、まだ数枚の葉が落ちずに残っている。ここは裏口で、その向こうには他に入口がある大きなお屋敷があるのかも知れない、とそんな事を考えるような路地の風景、、、。(2015年冬詠)