二階建ての建物の外階段をトントントンと登ったところに事務所がある。階下は工場、開けっ放しのシャッターの奥から機械の音が聞こえてくる。階段の傍の植え込みには雨に濡れた紫陽花が、、、。と言った感じの町工場だったのだろう、今はシャッターも薄汚れ外階段は赤く錆び付いて、二階へ上がるのは危険そうに見える。紫陽花は植え込みからはみ出すぐらいに育って、濡れた青色がやけに綺麗だ。さて、何の工場だったのだろうか、、、?(2015年夏詠)
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白紫陽花ほのと緑を透かせけり
掲句は車で通りすがりに見た街中の紫陽花です。今日ネットで何となく紫陽花の句を探していたら、渡辺水巴に「紫陽花や白よりいでし浅みどり」という句があった。あったからどうだって言うことではないのだが、これって私が見たのと同じような紫陽花なのだろうか?だとすれば、共感者がいたような気分がして、楽しくなってくる、、、。今日は夏至、、、。(2013年夏詠)
風少し紫陽花のゆれ傘のゆれ
あじさい寺に行くと不思議と雨に会うようになってしまった。掲句、去年の句だが、やはり雨の降る日になってしまった。前を行く人の傘が花と一緒にゆれていた、、、。(2012年夏詠)