菊挿芽名札に小さき女文字

前のお宅の女主人が菊を育て始めたのがこの頃だったのだろう。あれから五年、今年もまた軒下の苗箱に整然と挿芽が並び、白い名札が立ててある。小さな女文字が新しい、、、。あれから毎年楽しみにしているが、上手く育つ年もあればそうで無い年もある。気がつけばいつの間にか鉢ごと無くなっていることもあり、大輪の菊を咲かすのは、なかなか難しいようだ、、、。(2008年夏詠)