雲雀の声が聞こえ始めたので昨年のこの句を。時期的にはもう少し遅かったでしょうか、今年はまだ畑に人を見かけません、、、。(2023年春詠)
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初雲雀空にきのふの雨の色
気づけば空に雲雀の声がしている。まさしく春が来たことを喜んでいるように聞こえる。この辺りでは、二毛作をされているところはほとんど無く、田圃は春先に田起しをした後は、田植の準備が始まるまで平穏が保たれる。そのわずかな期間が雲雀の子育ての正念場となるのだろう、必死に空へ登っては下ってくる。では、田植の準備が始まったらどうなるのだろう?と心配もするが、それはそれ、長い年月の間には雲雀の遺伝子にも人間の周期が植え付けられていて、せかせかと安全なところへ引っ越して行くのだろう、、、。(2014年春詠)