11月です。時間だけはどんどん過ぎて行きます。まあ恙なく生活できているので良しとしましょうか、、、。(2024年秋詠)
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敵在らず自由に育つ毒茸
一括りに毒茸にしてしまうのは可哀そうな気もするが、知らない茸はすべて毒茸、食べるべからず、、、。(2024年秋詠)
蟷螂のその抜殻となり吹かる
何だか風に揺れている。近づいてよく見るとカマキリの抜け殻だった。成長の途中に脱皮があるのかどうか知らないけれど、きれいな抜殻だった、、、。(2024年秋詠)
一雨に進む季節のすがれ虫
今年はいきなりの晩秋で、虫だって慌てているかも知れませんね、、、。(2024年秋詠)
遠山に日矢さしてをり秋時雨
急激な気候の変化で困ってしまいますね。掲句は昨年、今年も急に同じような季節になってしまいました、、、。(2024年秋詠)
漣の走る湖面やそぞろ寒
冷たい風に合わせて湖面を漣が走って来る。逆光の中で湖面が銀色にざわついている、、、。(2024年秋詠)
指先に冬の近づく散歩かな
ついこの間まで暑い暑いと言っていたのにもう晩秋、、、。(2024年秋詠)
人一人在らず野の果泡立草
川べりに水面の見えないほどセイタカアワダチソウが黄色の花を付けている。野の草花にも盛衰があって、泡立草も一定期間をおいて勢いを増すようだ。前回はいつだったか、記憶は定かではないけれど、本当に大きく育って、名前通りのセイタカアワダチソウになっていた事がある。それに比べるとまだ小さめのアワダチソウ、、、。(2024年秋詠)
鰯雲隙間の空の海の紺
掲句は昨年の句です。今年はきれいな鰯雲を見た記憶がありません、、、。(2024年秋詠)
秋日濃し廃品回収にぎやかに
年二回の子供会の廃品回収、軽トラと共に賑やかに回って来る。半分以上は大人の仕事だが、子供の数が減った今も続いている。ご苦労様、、、。(2024年秋詠)