ホテルから程近いところに阿南公園がありました。山全体が公園のようでしたが、整備されているのは途中までで、その先には標識はあるものの、鬱蒼とした森と竹薮が広がっていました。聞こえるのは鳥の声だけの、余所者を拒むような、まさに深山です。朝の短い時間で歩けるのはこのあたりまでで、途中の山の中腹にある小さな展望台で海を眺めて引き返すのを散歩コースとしました。ほとんど人と出会うことはありませんが、それでも何度も歩くと、何人かの同じ人に出会い挨拶を交わすようになりました。<阿南4>(2011年冬詠)
渡辺牛二の俳句ワールド
ホテルから程近いところに阿南公園がありました。山全体が公園のようでしたが、整備されているのは途中までで、その先には標識はあるものの、鬱蒼とした森と竹薮が広がっていました。聞こえるのは鳥の声だけの、余所者を拒むような、まさに深山です。朝の短い時間で歩けるのはこのあたりまでで、途中の山の中腹にある小さな展望台で海を眺めて引き返すのを散歩コースとしました。ほとんど人と出会うことはありませんが、それでも何度も歩くと、何人かの同じ人に出会い挨拶を交わすようになりました。<阿南4>(2011年冬詠)
遠き地で、定宿を探すのも散策コースを探すのもうまいですね。寒い時期でも毎朝歩かれていたことに頭が下がります。
こんにちは。
先日はお世話になりました。
せっかくの機会だからと歩き回りましたが、それでも2ヶ月でずいぶん体重が増えました。
箱暮しは身体に悪いですね。
新しい土地は知らない事ばかりなので不安もある半面、新しい事が発見できる楽しさも有りますね。
そうですね。
俳句を始めてからは特にそれを感じます。